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Linuxでタブレットを動かす。 Edit

X.Orgでは動かせないと思っていたペンタブレットでしたが、どうにか動かすことに成功しました。
もちろん、筆圧や、アスペクト比も問題なく、Windowsの動作と全く変わりません。
私のペンタブレットはUSB wacom Intuos ですが、多分、USB FAVOも動かせると思います。
動かすには少し設定が必要になりますので、その方法を下記に示します。
作業は root 権限で実行します。(筆者環境:ubuntu-ja5.10 + KDE3.4 + Gimp2.28)
以下作業は全て自己責任でお願いします。(><)

※参考:
■@IT 様の記事
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/590usetablet.html
■The Linux Wacom Project 様の記事
http://linuxwacom.sourceforge.net/index.php/howto/x11

まず、wacomドライバを The Linux Wacom Project からダウンロードします。*1.
記事執筆中では0.7.2が最新です。tar.bz2を解凍すると、wacom_drv.o という
ファイルが出来ますので、これを /usr/X11R6/lib/modules/input へ置きます。
すでに同名のファイルがあると思いますが、上書きでOKです。(心配ならバックアップする)

次にLinuxがタブレットをどう認識しているかを調べます。USBにタブレットを差込み、
/proc/bus/input/devices を開きます。私の環境では下記のようになってました。

I: Bus=0003 Vendor=056a Product=0021 Version=0101
N: Name="Wacom Intuos 6x8"
P: Phys=usb-0000:00:02.0-1/input0
H: Handlers=mouse1 event2 ts1
B: EV=1f
B: KEY=1cdf 0 1f0000 0 0 0 0 0 0 0 0
B: REL=100
B: ABS=f000163
B: MSC=1

ここで注目するのはH:のevent の部分です。私のLinuxはタブレットをevent2 と認識してます。
これをメモしておきます。
次に/etc/X11/ の xorg.conf を開き、*2 下記Section を追加します。
(マウスセクションの後に追加すると分かりやすいと思います。)

 Section "InputDevice"
   Identifier  "stylus"
   Driver      "wacom"
   Option      "Device" "/dev/input/event2"
   Option      "Mode" "Absolute"
   Option      "Type" "stylus"
   Option      "USB"  "on"
   Option      "Suppress" "30"
 EndSection
 
 Section "InputDevice"
   Identifier  "eraser"
   Driver      "wacom"
   Option      "Device" "/dev/input/event2"
   Option      "Mode" "Absolute"
   Option      "Type" "eraser"
   Option      "USB"  "on"
   Option      "Suppress" "30"
 EndSection
 
 Section "InputDevice"
   Identifier  "cursor"
   Driver      "wacom"
   Option      "Device" "/dev/input/event2"
   Option      "Mode" "relative"
   Option      "Type" "cursor"
   Option      "USB"  "on"
   Option      "Suppress" "30"
 EndSection

ここで注意するのはOption "Device" の部分です。
ここを、先ほどメモしたタブレットの認識(event ?)に書き換えます。
続いて、Section "ServerLayout" に下記を追加します。

InputDevice "stylus" "SendCoreEvents"
InputDevice "eraser" "SendCoreEvents"
InputDevice "cursor" "AlwaysCore"

これで完了です。 xorg.conf を保存し、*2 コンピュータを再起動します。
Gimpを立ち上げ、ファイル-環境設定-入力機器-追加された入力機器の設定を選びます。
デバイスを選び、モードを画面に設定します。ためし描きで筆圧を確認してください。

 

*1.@IT様の記事では graphireUSB と言うドライバを使用してますが、
   私の環境では逆にこのドライバが不安定で使用できませんでした。
*2.ディストリによってXF86Config だったり、XF86Config-4 だったりします。


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